ろくすみファームのお米はどこで作っているの?

 
仙台市内より北へ6里(約24㎞) 船形山連邦の麓に広がるの小さな平野部、そこに大和町吉岡の地はあります。冬の間に降り積もった雪解け水や嘉太神ダム (かだいじんだむ)より流れ出る綺麗な清流を利用し稲作をおこなっています。
嘉太神ダム周辺では、綺麗な清流にしか棲まないと言われるイワナの養殖が行われており、近年「伊達いわな」というブランド化に成功し、東京方面にも出荷されています。

「ササニシキ」農家は現在では宮城県全体の水稲農家の割合でいうと8%程度です。(平成28年度現在JA宮城調べ)
現在の多くの水稲農家の流れは「倒伏しにくい品種」や「病気になりにくい品種」こういったいわゆる管理し易い品種が好まれています。これには生産者の高齢化など様々な理由からこのような状況に至っております。

当農家は、生産者が管理し易いということも重要ではありますが、やはり、その地の気候、風土に合ったものを作付けすべきという理念の持ち、他の品種より手間がかかると言われている「ササニシキ」をあえて長年に渡り生産・販売をしております。

手がかからない優等生的な品種もあれば、「繊細でデリケート」な品種もあって当然です。手間がかかる分、ササニシキ最大の特徴でもある特有の「香り」を堪能すると生産時の苦労もかき消されます。生産者自身、この香りに魅せられたひとりです。是非、皆様に「大地の香り」をご堪能して頂き、都会育ちで「田舎がない」といった方などが、このお米の香りや味を通じ船形山、七ッ森の裾野に広がる長閑な大和町吉岡の田園風景を思い浮かべ、ご自身の故郷のように思って頂けたら生産者としてこの上ない喜びです。


春 田植え前の田んぼの様子

田植えが終わりました

夏 出穂です

秋 今年もいいお米ができました

収穫しました